健康食品の一つ

ミツバチが作り出す100パーセント天然成分

ミツバチが作り出す蜂蜜は古くから健康食品として知られていますが、近年ミツバチ由来の物質で新たに注目を集めるようになったのがプロポリスです。 プロポリスはその成分の半分ほどが樹脂、残りが蜜蝋や油、花粉などでできている粘りけのある物質です。この物質を造り出すのはセイヨウミツバチで、木の芽や樹液などが原料になっています。 プロポリスはミツバチの巣においてはすき間を埋めるための一種の「建築材料」として使われており、当初はそれ以外の用途はないものと考えられていました。しかし現在では防腐作用をはじめとするさまざまな効能があることが分かっています。また、健康食品としても脚光を浴びており、サプリメントをはじめとする各種製品で摂取できるようになっています。

抗菌・抗毒などさまざまな作用を持つ

プロポリスには防腐作用のほか抗菌作用、抗毒作用などがあることがこれまでに分かってきています。古代の人間はすでにそのことを知っていたらしく、エジプトのミイラにこの物質が使用されていた痕跡が見つかっています。また古代ローマの文献にも皮膚病等への効能が記されています。 現代においてプロポリスの名が広く知れわたるきっかけとなったのは、1990年代に行われた日本人研究者による研究発表です。これによればブラジル産プロポリスには抗がん作用があるとされており、以降、この物質に対する研究がいっそう盛んになりました。 現在、プロポリスの効能として言われているのは抗がん作用のほかに胃炎・歯周炎・結膜炎・皮膚炎などの炎症を抑える作用、鎮痛作用、抗アレルギー作用などです。また抗酸化作用により美容面における効果も期待できるとされています。